保護者の声から始まったサイト
「大会の結果を早く知りたいのに見つからない」
という保護者のつぶやきからジュニアサッカーNEWSは生まれた。
その保護者が弊社の代表だ。
福岡で始まった1サイトが全国展開して4年後には
日本全国で月間100万人のユーザーに読まれ、
1000万PVを達成した。
ユーザーの声をダイレクトに聞ける距離
速報サイトになれたわけ
「大会の結果を早く知りたい」という声から
速報をなるはやで伝えられるサイトにしようとして、
展開したのが「LINE速報グループ」。
全国47都道府県にそれぞれ小学生・中学生・高校生のLINEグループがあり、
週末にはリアルな写真とともに試合結果が届けられる。
届けてくれるのは現地で試合観戦している保護者。
フェイスブックのメッセンジャーからも、
サイトのお問い合わせフォームからも、
サイトの掲示板からも、続々とコメントが届く。
土日に全国に待機している在宅ライターが
さまざまな形で寄せられる情報を整理し、記事に反映させる。
このため、寄せられた情報はいち早くユーザーの手元に届く。
どこかからの一方通行ではない、
双方向のコミュニケーションが「速報サイト」を作り上げた。
人気コンテンツも保護者の声から
「モチベーションアップになってくれたらと思うので、掲載してほしい」
この一言とともに添えられてきたトレセンメンバー表。
これがトレセン記事の始まりだった。
トレセンに選ばれるのは、子供にしてみたらとてもうれしいこと。
これを励みに、もっと頑張ってもらいたい。
子どもの名前の載った記事を離れて暮らす祖父母に見てほしい。
そして、応援してほしい。
そんな思いが現在も引き継がれ、トレセンメンバーの情報を今では全国から頂けるようになっている。
提供者はさまざまだ。
トレセンには必ず不合格になる子もいるところから、
気を使って個別に情報を送ってきてくれる保護者もいる。
「もうどなたかが送ったかもしれませんが、まだでしたらぜひ載せてください。
中学3年生で最後のトレセンです。
家の事情でサッカーができない期間もあった中で
ずっとあきらめずにサッカーを続けてきました。
やっと選んでいただきましたがおそらくこれが最初で最後だと思います。
いつかここに名前載せようねと息子と励みにしていました。
よろしくお願いいたします」
というメッセージとともに送られたメンバー表は、
担当者が一生懸命、過去最速の速さで仕上げた。
保護者の声の聞こえる記事づくり。
現在のさまざまなツールが一方方向にはならないサイトを支えている。
保護者ライター50人
ジュニアサッカーNEWSのライターは全国各地に50人いる。
そのうちのほとんどが息子・娘がサッカーをしている保護者だ。
自分の住んでいる県でなくても、
我が子のチームでなくても、
「サッカーをしている子を応援したい」という気持ちのある人ばかり。
福岡在住のライターさんが長崎を担当しているうちに
長崎県に感情移入しすぎてしまい、
家に帰ってきたばかりの息子に
「〇〇（長崎のチーム）が優勝したよ！」
と叫んでしまったこともある。
当然息子は「はあ？そこどこ？」と怪訝な顔。
そんな人情味あふれるライターさんたちが全国の大会を更新している。
そしてその先へ
2019年1月。
年初の会議で代表から社内メンバーに提案されたのは
「各自、今年1年で新しい何かができるようになること」
だった。
ユーザーさんから届くいろいろな声と、
毎日毎時間毎秒更新されていくアクセスデータを読み解き、
よりよいサイトにするために。
ジュニアサッカーNEWSの1000万PVはただの通過点。
その先にアマチュアサッカーの未来があることを信じて、グリーンカードの新しい試みが始まった。
ジュニアサッカーNEWSで培ったノウハウを、チームに還元できないか？
アマチュアサッカーチームが困っていることを一つでも解決するお手伝いができないか？
たどり着いたのは、サッカーチーム専用のホームページを作ること。
そして出来上がったホームページで、チームの魅力を最大限に引き出し、情報発信するノウハウを伝えることだった。
アマチュアサッカーメディアの専門家集団に、あなたのチームHPの悩みを相談してみてはいかがだろう。
新たな気づきと発見、そして課題解決への道筋が見えてくるかもしれない。